令和6年7月31に文化庁著作権課から「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」が公表されました。この資料は、著作権と生成AIとの関係で生じるリスクを低減させたり、著作権者の権利の保全、行使する上で望ましいと思われる取り組みを、生成AIに関係する当事者の立場ことに紹介しています(同資料より)。
 具体的には、AI開発者(AI開発事業者)、AI提供者(AIサービス提供事業者)、AI利用者、業務外利用者(一般利用者)のように立場ごとにリスク低減方策のチェックリストが掲げられ、権利者に対しては前提として把握しておくべきポイントととも解説しています。
 それぞれの立場に応じて注意すべき事項、知っておきべき事項が記載されています。詳しくはこちらをご参照ください。(弁理士 井上 正)